「哲学とか意味わからないんですが!?」はじめて哲学を勉強する初心者におすすめの入門書

大学で意味のわからない哲学の入門書 学び

『哲学』って言葉なら誰だって知っている。

「ああ、そりゃあ哲学だねぇ」みたいなこと言ってる人もよくいるだろう。

けれど、じゃあ哲学ってなに? と聞かれても、答えることはできない。

私にとって哲学とは謎な世界であった。

そして、通信制大学の履修登録でなんとなく面白そうだからと選択した西洋哲学の科目だったのだが、私は哲学を甘く見ていたのである…

教科書として用意されていたのがこの本『西洋古代・中世哲学史』

さて、まずはこの本をパラパラとめくってみた感想としては「ナニコレ意味ワカラナイ」である。

アナクサゴラスだのアナクシメネスだのアナクシマンドロスだの…
あなたがたはどちらさまでしょうか? である。

そこにイデアだのロゴスだのといった用語が混じってきて、さらにポカーンである。

これはまずい、理解する以前に、言ってることが意味わからなすぎて興味を持つってレベルじゃねえぞ!

そんなわけで。

哲学史を勉強するためには最低限の知識がなければお話にならないと思った私が「哲学なんて全くわかりませ〜ん」という人でも読める入門書を探し、実際に自分で読んだ本を紹介しようと思う。

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初心者でも読めるおすすめの哲学入門準備書

入門書によくあるのが「入門書だけど基礎知識があること前提の内容」という罠。

今回は、私のような「基礎知識がなにもない人」が読める本、つまり入門準備書を選んでみた。

(※今回は西洋哲学を知ることが目的なので、東洋哲学には触れないものとする)

哲学初心者におすすめの一冊はコレだ!

まず最初に紹介するのは、個人的に「コレを最初に読むのがいいんじゃないか?」と思ったこの本である。

この本は哲学に触れるためのガイドマップである。

古代ギリシアのソクラテスから始まり、中世→近代→現代と、時代ごとに歴史に名を残した哲学者たちの著書にはどんなことが書いてあるのか、その哲学者のエピソードや哲学用語が時代背景を交えながら解説されている。

ライトな書き口で初心者でも読みやすい!

この本を最初にオススメしたい理由としては、なんといっても読みやすさである。

説明に用いる例え話も、私たちの身近にあるものを使ってくれるので、すんなりと頭が受け入れてくれる。

学術書に対して「ああいう本は難解な文章で意味わかんないから読む気が失せる…」と苦手意識を持っている人(私もそうなのだが)にもオススメ。

最初に簡単な哲学史のチャート図が記載されており、時代ごとのポイントを追っていく形なので、本の厚さはあるけれど難解な学術文庫とは違いサクサクと読み進めていくことができる。

はじめての哲学

次に紹介するのは『はじめての哲学』

これぞ「はじめての人向け」といった本。

数多くいる哲学者の中から14人をピックアップして、各人物のエピソードや思想が、分かりやすくまとめられている。

この本は哲学史を学ぶというよりも「哲学者ってなに?どんな人たちがいたの?」ということに触れるための本である。

これを読めばレポートが書けるというような内容ではなく、哲学に興味を持つための本である。

いきなり理解できない本を読んで「哲学いみわかんね」と投げるより、まず興味を持つことから始めようという人向けの本である。

ビギナーズ哲学

もうちょっと広い範囲で哲学史を知りたいという人にはこの『ビギナーズ哲学』をおすすめする。

この本は歴史にそって広い範囲で西洋哲学の要所がイラスト付きで解説されている。

範囲が広くなったぶん、それぞれのエピソードは1ページの半分程度でまとめられているため、範囲は広いが、掘り下げは浅くなっている。

西洋哲学史全体の流れを知りたいという人向けの本である。

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興味をもった哲学者の入門書を読んでみる

先に紹介した本は哲学史の”触り”部分しか書かれていないので、あくまでも哲学に興味をもつことを目的としたものである。

これらの入門準備書でそれぞれの哲学者が提唱した思想やエピソードを知ったことで、ようやく入門書を読む準備ができたわけだ。

なので、次はあなたが興味をもった特定の哲学者について書かれた本を読んでみよう。

とはいっても、いきなり原典の翻訳を読むのは辛い(私には無理だ)ので、新書などのとっつきやすいものをお勧めする。

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哲学に興味をもつことから始めよう

ビギナーズ哲学とか読んでみると分かるが、哲学史において哲学者は沢山いて、それぞれが人生をかけて色々考えながら主義主張しているわけだ。

一人の哲学者が言ってることを理解するのも大変である。

こんなの興味を持たないまま勉強したら苦痛なのは当たり前だ。

「時間をかけずにサクッとレポートだけ提出したい」と考える気持ちも分かるが、どうせ学ぶなら遠回りでも興味をもつために入門準備書から読み始めたほうがいいと私は思う。

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