勉強を始めたとたんに強烈な睡魔に襲われるという経験をしたことがないだろうか?
私は学生時代から勉強が苦手で、教科書を読んでいるとすぐに眠気に襲われてしまい、教科書の内容がなかなか頭に入らず四苦八苦していた。
(今でもたまに眠くなるのだが……)
この「勉強を始めたら眠たくなる」という現象を防ぐ方法を調べると、だいたい以下のようなことが書かれている。
- 規則正しい生活で睡眠をとる
- コーヒーでカフェインを摂取する
- こまめに休憩を挟んで集中力を維持する
これらが眠気対策の常套手段のように言われているし、間違ってはいないと思うのだが、それ以上に大きく影響しているのが「勉強内容に対する興味」だと私は思う。
興味がないものを見るのは脳にストレス
難しい内容を理解するために必死に考えれば頭が疲れるのは当然だが、考えすぎて疲れることと教科書を読んで眠くなるのは別物だ。
前者は脳を稼働させたことが原因の疲労であるのに対し、眠くなるときは教科書を読むという状況によるストレスが原因の疲れである。
脳がストレスを感じてしまう状況というのはつまり「興味のないことを見たり聞いたりしているとき」だ。
興味のない本を無理して読んでいるときに頭が疲れるのは、考えているから疲れるのではなく、興味がないせいで何も考えずただ文字だけを目で追う作業が苦痛だからである。
逆に難しい本を読んでいたとして、内容に興味があるならば、考えながら読むため、頭は疲れるものの、すぐに眠気に襲われるということはない。
頭を使って考えれば脳は疲労するが、なにも考えずにいてもストレスで疲労する。
脳みそとは難儀なものである。
「興味をもつ・考える」のが眠気を克服する方法
興味がない、つまらないと感じるのが眠くなる原因だとして、多くの人が「勉強とはそういうもの」と思っている。
けれど、つまらなくて当然と、我慢して本を眺めても学習効果は低いし、なによりストレスが大きい。
これを克服するには、自分から興味をもとうとしなければならないわけだが、「こんなこと覚えても実社会では役に立たない」という考え方がそれを邪魔する。
興味をもつということ
私も勉強の範囲が興味外のことに及ぶと「これは別に興味ないなぁ」と思ったとたんに眠くなってしまう。
全ての知識が直接生活に役立つわけではないから、勉強をしながらも「どうせ使わない、自分には関係ない」と思ってしまうのだ。
しかし「使う」か「使わないか」だけで切り分けていくと、自分の世界がどんどん狭くなってしまうのは確かである。
最終目的がどうであれ、目の前のことに興味が持つというのは大切なことではなかろうか?
考えながら読む力を鍛える
「なぜ・どうして」と考えながら噛み砕いて読むのは時間も掛かるし頭は疲れるが、それはちゃんと頭が使われているということなので、眠くなるというよりも頭が痛くなる。
つまらないときに感じるストレスは何回繰り返しても耐性はつかない。
けれど、考えるために頭を使うことを繰り返していけば持久力は高くなる。
考えることに慣れてくれば、最初はすぐに疲れていたのも、次第に長時間の思考に耐えられるようになってくる。
これに関しては継続によって鍛えていくしかないのだろう。
小さな努力をコツコツとである。
