「些細なことですぐキレる上司がうざい…」理不尽に怒る上司の危険な心理

キレる上司の怒りの心理 仕事の悩み

なんでそんな細かいことでいちいちキレるんだよ…』と思わずにはいられない面倒な人が職場には必ず一人はいる。

その傾向が強いのは上司など人を管理する立場にある人間に多くみられ、些細なことに口うるさく、自分の思惑と外れた行動をする人に苛立ち、ときとして周りの目なんて気にせず怒鳴り散らす。

なぜあんなにも情緒が不安定なのか、それはキレやすい上司が「正しさの人・正義の人」であるからであり、そんなすぐキレる上司の思考を分析し暴くのに参考となるのが、今回紹介する本『正しさをゴリ押しする人』である。

この本は歪んだ正義感に基づいた行動をする人間の心理について書かれている。
そして、その人間像と多くの特徴がキレやすい上司に当てはまるものばかりなのである。

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キレやすい上司は共感能力が乏しい

職場によくいるのが、仕事のやり方に強いこだわりを持つ上司だ。

彼らは自分と違うやり方をする人に対して「同じやり方をしろ!勝手に違うやりかたをするな!」と高圧的に怒りをぶつける。

もちろん、新人が勝手なやり方をしたせいで業務に支障があるのなら、諌める必要があるのだが、しかし彼らは新しいやり方になんの問題がなくとも怒る。

自分と違うやり方を認められないのだ

キレやすい上司の特徴に「相手の立場になってものを考えることができない」ということが述べられる。

本書ではそういった、自分の視点でしかものを見れない、相手の心情を考慮することができない人のことを認知的複雑性の低い人としている。

認知的複雑性の高い人は、ものごとを多面的に見ることができるため、いろんな人の考え方に共感できる。だが、認知的複雑性の低い人は、ものごとを多面的に見ることができないため、自分と違う考え方を許容することができない。

なぜその人がやり方を変えたのか「もしかしたら今までのやり方には改善する余地があったのかもしれない」という発想には至らず「私はこのやり方で問題がないのだから、他の人も同じやり方でやるべきだ」というように、一方的な考えを押し付けるのだ。

部下が仕事で失敗したときも、当人のミスを怒るばかりで、もしかしたら業務フローに問題があるのかもという発想ができないから、失敗した部下を叱責する。

自分以外の人がどのように感じているのかを考慮する能力が欠落しているのである。

自分の正しさを押し付ける上司は部下のことを「自分に従って動くべき駒」として見ているので、駒が思う通りに動かないとすぐに癇癪を起こすのだ。

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人を傷つけることを正当化する歪んだ正義

他人に対して怒るというのは、つまり感情のコントロールができていないということである。

怒りをぶつければ相手は傷つく。むやみに人を傷つけないように、人は感情を抑制する。

しかし、そんなことお構いなしにブチ切れ、相手を叩きのめすことにやっきになる人がいる。

彼らは怒りで相手を傷つけることを「正義の行い」だと自己正当化しているからである。

「自分の考えこそが正しく、それに反する者は悪であり、悪を懲らしめるために正義の鉄槌を下すのは正しい、つまり私こそが正義だ!」といった具合である。

当の本人は正義のつもりなのだろうが、実際は「相手の気持ちを考えず、気に食わないことがあれば攻撃する自己中心的で危ない人」である。

「正しさ」を振りかざしている人は、本人は義憤に駆られているつもりでいる。許し難いことが行われているから、見過ごすことができず、それを正そうとしているのだと思っている。

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あなたは気付かないうちに正義の人になっていないか?

この本にはキレやすい正義の人の特徴が色々と書かれている。

それを読んでまず感じたのは「あ〜、これは自分も結構当てはまってるなぁ」ということだった。

まあ私は自分が正義の人属性であることは自覚していた。
癇癪を起こして怒りをブチまけるようなことはないにしろ、人の行動にイラッとくることが多々あるのだが、自覚しているぶんまだ自制が効いている。

さて、あなたにはそんな経験がないだろうか?

不正をした人に怒りを感じたことはないか?
怒りを感じて中傷を書き込んだことはないか?
その怒りはあまりにも一方的な感情だったのではないか?

この本に書かれているのは他人事ではないのだ。
自分自身を振り返るという意味でも一度読んでみることをオススメする。

会社のキレやすい上司にうんざりしているあなたも、もしかしたら、いつの間にかあなた自身がその怒りによって、正義の人になっている可能性があるのでご用心

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