怒りや欲求の衝動が抑えられない人は自分の性格がわからないから対処できない

欲求や衝動を抑えることができない人はこの本で対処法を知ろう 人間関係

自分でもダメだと分かっているのに、そうせずにはいられない衝動や欲求が人にはある。

そして行動をしてから「ああ、またやってしまった…」と自己嫌悪したり、「自分はどうしてこんなことをしてしまうのか」と自問自答を繰り返すものだ。

自分を突き動かしてしまう欲求がどこからくるのか、どうしてそれに抗うことができないのか。

それが理解できない原因は自分の正体を知らないからである。

自分がどんな人間なのか、心の奥底ではいったい何を望んでいるのか。

自分の欲求、根幹にある望み、それを知らずして自分を理解することはできず、理解できないものを制御することもまた不可能である。

そこで今回紹介する本『9つの性格 エニアグラムで見つかる[本当の自分]と最良の人間関係』は、未だ知らない本当の自分の姿を理解するための一助となるはずだ。

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本当の自分を知るためのエニアグラム

エニアグラムとは演習を9つに分割した図形であり、そこに9つの体系別に分けられた性格を当てはめ、各性格との相互関係を表すのがエニアグラムの性格論である。

まず前提として、全ての人はこの9つの性格のうち必ずどれかに当てはめられ生まれてくるとされている。

9つの性格はそれぞれの特徴があり、そして人は誰しもが自分の性格、つまり生まれついての”性質”に囚われているのだという。

本書では、9つの性格は以下のように分けられている。

  1. 完全でありたい人
  2. 人の助けになりたい人
  3. 成功を追い求める人
  4. 特別な存在であろうとする人
  5. 知識を得て観察する人
  6. 安全を求めて慎重に行動する人
  7. 楽しさを求め計画する人
  8. 強さを求め自己を主張する人
  9. 調和と平和を願う人

それぞれの特徴には、良い面と悪い面があり、私たちがよくない行動を取ってしまうという時は、この性格の悪い面に囚われてしまっている。

そういった場合の対処法も記述されているので、まずは自分がどの性格に割り当てられるかを性格に見極めなければならない。

9つの性格の特徴は詳細に記述されており、複数のタイプに自分が該当する特徴が見つかるときもあるが、それでも本当の自分の性格は必ずこのうちのどれか1つであるとされている。

だから冷静に客観的な視点で自分を見返してみよう。

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ちなみに私は悪い意味で「正義の人」である

私自身が本書を読んでみると、確かにいくつか該当するようなタイプはあったが、その中でも圧倒的に自分の特徴と一致している性格があった。

それはタイプ1の完全でありたい人である。

タイプ1には、人生の全てに完全を求める「囚われ」がある。物事を完全にするために懸命に努力し、周囲にもそれを期待してしまう。

このタイプの特徴は「完全を追い求め正しくないことに憤る正義の人」だ。

「正義の人」などと言えば聞こえはいいが、要するに自分の決めたルールから逸脱した相手を許せず、そうしたときは怒りを通り越して憎しみする感じてしまう自己中心的な人間である。

私は人に対する怒りに長年苦しめられてきた。いや、今現在も些細なことで苛立ちを感じてしまうことが多々あるのだが、怒っていい結果になったことは一度もない。

しかし怒るのやめられなかった。

この怒りはいったいどこから湧き出してくるのか、それすらも分からず、自分が他人に自分の決めた正しさを押し付けているなんてことも考えたことがなかった。

本書のように、該当するタイプの人が悪い面に囚われているときの行動について、客観的に書かれているのを見ることで、ようやく「ああ、自分はそういうタイプの人間だったのか…だからこんなに怒りを感じているのか」ということに気づくことができた。

本当の自分の姿をしらないでいたら、怒りの原因はずっと分からないままだったのである。

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人は性格に囚われている

この本を読んでも性格を変えることはできない。
なぜなら、人はどれかの性格に必ず割り当てられているからだ。

そして、性格には良い面も悪い面もある。

日頃から自分の欲求や衝動に悩んでいる人は、この悪い面ばかりが表に出過ぎてしまっているからなのだ。

だから、自分の性格を受け入れながら、悪い面を抑制し、善面を生かしていかなければならない。この性格論による自己分析は自分を知り、自分らしく生きるにはどうすればいいのかを考えるのに大いに役立つだろう。

 

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