「仕事のミスが怖くて眠れない…」社会不安障害の放置はうつ病の原因になる!

寝ようとすると余計に眠れない 発達障害

仕事でミスするのが不安で眠れない
明日も仕事で早いというのに、布団に潜っても全然眠れず、気がついたら何時間も経過していた。なんて経験はないだろうか?

私は子供の頃から寝付きが悪かったが、大人になり会社で働き始めてから、その症状が顕著になった。

毎朝決まった時間に出勤しなければいけない会社員にとっては、寝付きの悪さは死活問題である。

私は当初、寝付きが悪いのは生まれつきの問題、いわば性格のようなものだと思い込んでいた。
だから病院で診てもらおうなんて考えは思いつかなかったのだが、これが大きな間違いだったことを後から痛感することになったのである。

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社会不安障害が全ての原因だった

私は子供の頃から人前に出ると緊張しやすく、緊張でドキドキすると頭の中が真っ白になってしまうことが多々あった。

他にも、緊張すると手の震えが収まらないなんてこともあり、書道の授業では緊張のせいで手が震えてまともに字が書くことができない。

更にそれを周りからからかわれるものだから、恥ずかしさや苦手意識があいまって、さらに緊張しやすくなってしまった。

失敗する、笑われる、恥をかく、そんなトラウマが植え付けられてしまったせいで、次の日に苦手な授業があったり、発表会があったりすと、前日の夜は不安のせいで眠れなくなる。

それは明らかに普通ではないことだったのだ。

極度の「あがり症」は病気である

こうした兆しを、単に自分が不器用なだけ、緊張しやすいだけ、という、悪い意味で個性だと思い込んではいけない。

電車で人目が気になって落ち着かない、電話に出るのが怖くて電話番ができない、人前に立つと緊張して喋れない、それらはすでに「社会不安障害」というカテゴリの病気だという可能性があるのだ。

私は、子供の時からこのような症状があったけれど、病院で相談することなく放置してしまった結果、大人になっても同じことを繰りすことになってしまったわけだ。

会社では更に緊張して症状が酷くなる

会社では子供の頃に許されたような些細なミスも責められてしまう。

度重なる失敗が重いトラウマとなってしまったせいで、休日であっても会社のことを想像するだけで、緊張して嫌な汗をかいてしまうぐらいだった。

そして、夜になって寝ようとしても、目を閉じたら仕事でミスしたことを思い出して、また不安になり、緊張しすぎたせいで気持ち悪くなって夜中に吐いてしまう。

いま思い返せば、明らかに異常な状態だというのに、これを放置し続けてしまったせいで、私の症状はさらに悪いほうへと転がり落ちていくことになる。

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「発達障害→社会不安障害→うつ病」の最悪コンボ

社会不安障害の人の多くは合併症を引き起こしているとされている。

ごたぶんに漏れず、私もそうであったわけだが……

まず運が悪かったのは、私には軽度の発達障害があったということだ。
(ちなみに、私が発達障害に気づくのは更に後になってからの話である)

発達障害のせいで、普通の人はできるのに、自分はなぜか上手くできないことに遭遇する(ちょっとした雑務とか、細かいことが本当に色々できないのだ)

失敗を繰り返してトラウマを量産、様々なな場面で酷く緊張するようになる、あがり症のために更に失敗を繰り返し、自己嫌悪に陥って悩んで悩んで病んで病んで……

はいっ! うつ病患者のできあがり!
である。

ちなみに、私は未だに字を書くときに少し手が震えてしまうのだが、それは緊張のせいではなく、発達障害が影響していたのだ。

「そんなん誰にも教えられないんだから気づけるわけないじゃん!」と叫びたくなる。

今では「もうこれはしょーがない」と受け入れているのだが、こうした些細なできないことや失敗が、黒い種としてばら撒かれて、後から不安障害だったり、うつ病の芽を出すのだ。

私のお腹がなるのは自律神経の異常だった

私の色々な症状の中で、些細なようですごく辛かったのは「お腹が鳴る」とだった。

普段は平気なのに、会社に出社してデスクに向かったとたん、お腹がコロコロと鳴り出すのだ。

職場が静かなときは、隣の人が音が聞こえてしまうのですごく恥ずかしい。

だから職場で椅子に座っているときは常にお腹がならないかどうか気にして、緊張しっぱなしだった。

これも後でわかったのが、仕事の緊張によるストレスで自律神経がおかしくなっていた影響だということだった。

こうした本当に些細なことは、他にもたくさんあるのだが、こうした症状には全て原因があり、それを放置してはいけないのである。

心療内科は身近な存在

最近では、こうした障害がメディアによって広まり、多くの人が認知するようになり(とはいっても、当事者じゃないと理解することは難しいのだが)

その影響で、「心療内科・メンタルクリック」と聞いたら、重度の精神疾患を患った人が行く場所というイメージがあった人にも、少しは敷居が低くなったのではないだろうか。

ちょっとした不安や緊張を軽視せずに、早めに自分の状態を知ることは、のちのうつ病を防ぐためにとても大切だと私は思う。

保険が適用される心療内科もあるので、今も不安を抱えているけれど、誰にも相談できないというひとは、カウンセリングを受けてみることを提案する。

そして、不安や緊張の原因を理解し治療することが、安眠するためには必要なことなのだ。

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