「集中力が続かないせいで本が読めない」読書の苦手を克服する練習方法

本が読めない人のための読書の方法 書籍

本を読みたいとは思うのだけれど「本を開いた途端に眠くなって2、3ページで読むのをやめてしまう
「本を読むのが苦手だけど、仕事の関係で読書が必要になったから、どうにかして本が読めるようになりたい」

今回はそういった「読書が苦手な人が気軽に本を読む方法」について書こうと思う。

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慣れない読書は疲れる

読書が苦手な人は、もしかしたら「本は最初から最後まで1文字も逃さず読まないといけない」と考えているのかもしれない。
ちなみに私は最近までそう思っていた。

確かに精読することで、本の理解を深めることはできるが、それはなかなか大変な作業だ。
まず最初に覚えておくべきなのは、本を深く読むのは非常に疲れるということだ。

読書に慣れてない人なら、なおさら疲れてしまう。
例えるなら「普段は走らない人がいきなりランニングで10Km走る」ようなものだ。
いくら気合を入れて読み始めても、最後まで集中力がもたないのは当然なのである。

私も集中力がない人間なので、頑張ってちゃんと読もうとすると、頭が痺れるようにぼんやりして読むのが辛くなってしまう。

そこで私は「自分には読破できる集中力はないのだから、自分に合った読み方を身につける必要がある」と気づいた。

 

慣れない読書は疲れる

読書に慣れていないと頭や目が酷く疲れたりする。今の自分に合ったレベルの読書法を身につけながら、本を読むことに慣れていこう。

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読みやすい本、読みづらい本

当然だが、内容が難しい本よりも、易しい本を読むほうが簡単だ。
どんな分野でも難しい本を読むためには、その分野の基礎知識が必要となる。
入門書でなければ、著者も読者に基礎知識があることを前提に本を書くので、理解するには読み手にも相応の準備が必要だ。

もちろん、難しい本の内容を、辞書や参考書を片手に読み進めるのは、とても勉強になるけれど「たまには本でも読んでみようかな」と気が向いて本を読み始める人にはハードルが高すぎる。

だから、まずは易しい本から読み始めるのがいいだろう。
あくまで私の個人的な意見だが、読みやすい本を選ぶポイントは↓である。

  • パラパラめくって意味がわからない専門用語ばかりの本は避ける。
  • いきなり分厚いハードカバーは読むのに時間が掛かって途中で飽きてしまうかもしれないのでやめておく。
  • 「小説」よりも自分の役に立ちそうなジャンルの「新書」のほうが、本で学んだ知識や技法が自分の「利益」となるので、読書のモチベーションを上げやすい。
  • 岩波文庫・岩波新書の本はとっつきにくいので最初は避ける(あくまでも個人的な意見である

イラスト付きの入門書は読書初心者向け

もしかしたらあなたは「イラストが載ってるような本は幼稚だ」という先入観をもっていないだろうか?

読書というのは挿絵がなくページには小さな文字がぎっしり詰まった本を読むことであり、そういった難しい本を読まなくてはいけないと思い込んでないだろうか?

そりゃあ、そういう本が読めたほうがいいのは確かだが、意味も分からずに文字を追ったところで頭に何も入らなければ意味がない。

(文字を目で追うトレーニングにはなるかもしれないが…)

言葉の意味がわからずに、頻繁に手を止めて辞書を調べたり、ストーリーが複雑すぎてなんども前のページを読み返したりしていたら、その本を読み終わるのにいったい何日かかってしまうだろう。

私の経験談だが、そういう本は最後まで読み切ることはできないし、内容も覚えられない。

難しい本を無理に読もうとして途中で諦めるなら、優しい内容の本を最後まで読み切ったほうがいいのだ。

分かりやすいことが稚拙とはならない。
むしろ、上級者向けの本に長ったらしく書かれている内容を要約してくれているのである。

本によっては基礎知識があることを前提に書かれているものもあるから、先に入初心者でも理解できるように書かれている入門書を読むことで、次のステップに進む準備にもなる。

難しい本が理解できないなら、まず易しい本で頭を慣らそう。

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簡単に本を読む方法

最初から全部を完璧に理解しようとすると、どんな本でも相応に根気が必要になる。

今回の目的は「本を読むことに慣れる」ものであるから、なにも全てに目を通さなくても、要点をだけをかいつまんで読んでもいいのだ。

重要なことが書かれている箇所をおさえる

それは「目次」「章の最初」「章の終わり」である。
とありあえず、ココだけはちゃんと目を通すべきだ。

目次にはその本に書かれていることが要約されているので、まず目次を読んでから、その内容に興味がわいた章だけ読んでもいいのだ。

章ごとに必ず著者の伝えたいことが書かれている。
それは章の始めと終わりには書かれていることが多いので、そこは読み飛ばさないようにする。

もちろん、本文全てを読めるのが一番いいのだが、時間がなかったり、集中力が続かない人もいるはずなので、要点を抑えるように読もう。
親切な著者なら大事な箇所は「太字」にしていたり、「まとめ」を書いてくれているので、そこさえちゃんと抑えていれば、その本が伝えたいテーマを最低限は理解できるはずだ。

重要な単語だけ注視して読む

早く読むには目で文字を追う速度を早くする必要がある。

しかし、小さな文字で難しい言葉がびっしりと書かれていると、それを一文字ずつ目で追うと疲れてしまうため、なかなか先に進まない。

そこで私が個人的に読みやすいと思っている方法は、全ての文字を読もうとせず、重要な単語だけ注視して読むというものだ。

例えば下記のような文章であれば、赤色に変えた部分だけしっかり読む感じで目を動かしてみると、一文字ずつ目で追うよりも断然早く読めるはずだ。

世界全体哲学的問うという態度は、ヘシオドス(Hesiodos 前七〇〇〇年頃)の『神統記』による世界神話的説明によってすでに準備されていた。ヘシオドス神々と世界誕生り、また神々による世界支配語るときには、ホメロス(HOmeros 前八世紀頃)の場合と違って、このような神話的表現通しての理性的洞察試み萌芽見られるのである。

出典:西洋古代・中世哲学史(平凡社)

これは私が、なんとなく履修登録で西洋哲学を選択してしまったせいで、さっぱりわからん哲学入門書を読まなければならなくなったときに編み出した方法である。

黒字にしているのは、細かい言い回しなどの、文章の内容を理解するために必須ではない箇所であり、貴重な集中力は大事な赤い箇所にだけ向ける。

黒字部分はぼんやり見るだけで脳が勝手に補完してくれるので、単語だけに注視しても文章として理解できる。脳みそすごい!

短い制限時間で読む

「今日は1日かけてこの本を読み切ろう!」なんて意気込んでしまっても、時間がありすぎるせいで、途中で読むのが疲れたり飽きたりしてしまう。

むしろ最初は、短い時間を設定して読んだほうがいい。

例えば「風呂が沸くまでにこの本を読み切ろう」と目標設定をすると、タイムリミットはせいぜい15分ぐらいだろう。

15分で本を一冊よむことができないと思うかもしれないが、それができるのである。

もちろん、時間が短すぎて全ての文章に内容に目を通すことはできない。

だが、この短いタイムリミットによって、あなたの「必要な情報だけを抽出する力」が強化されるのである。

あらかじめ長い時間があると、全ての文章に目を通そうとしてしまうのに対し、タイムリミットによって焦らされることで、今の自分に必要な情報だけを抜き取って読み進めようとするのだ。

いうなればこれは、テスト中に最初はじっくりやっていたけど全然終わらず、残り時間が少なくなって焦ってきたら、時間の掛かりそうそうな問題を飛ばして点数が稼げそうな問題を見つけ埋めるのと同じ原理である。

もちろん、これでは断片的にしか情報が頭に入らないが、このとき「もう少しちゃんと読んだほうがいいな」と思えば読み直せばいいし、「大したことが書かれてないな」と感じたらもう読まなくてもいいと私は思う。

内容が面白い本は、断片的に目を通しただけでも「おもしろい」と感じるものである。

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本の内容を記憶する読み方

最初に簡単な読み方について書いたが、それだけじゃあ足りない、内容をちゃんと頭に入れたいという場合もある。

繰り返し読む

1回読んだだけで本の内容を全て理解することは難しい。
逆に言えば、1回目で完璧に理解する必要もないのだ。

まず全体の要点を確認しながら読んで、2回目はもう少深く読み込むことで、1回目でよく分からなかった箇所を理解することにも繋がる。

私は最初から精読をするよりも、通読をなんども繰り返したほうが頭に入りやすい。

考えながら読む

本に書かれている理論を自分の経験や考えに当てはめてみる。

「なるほど、その通りだ」と思うかもしれない。
「そんなことはないぞ」と思うかもしれない。

ただ書かれていることを鵜呑みにするよりも、そうやって考えながら読んだほうが記憶にも定着するし、理解も深まるだろう。

なにより、そのほうが本を読むのが面白い。

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本を読む技術を本から学ぶ

早く読む方法、深く読む方法、必要な情報だけを見つける方法。

本を読むということは、単に文字を目で追うだけの作業ではない。

だから難しくて当然なのだ。
読書方法についてもっと詳しく知りたい人は、それについて書かれている書籍があるので参考にしてほしい。

最初に読むなら「ビジネスマンのための「読書力」養成講座」がとっつきやすいだろう。

この中だと「本を読む本」は内容が濃いので、読書に慣れてない人が最初に読むより、他の2冊で読書のストレッチをしてから読んだほうが効果的かもしれない。

もちろん、読書法についての書籍は他にも沢山あるので、自分に合った本を見つけてほしい。

Amazonの「ほしいものリスト」を活用する

本を読んでいると、著者が他の本を紹介しているときがある。
本のタイトルをメモしておくのもいいが、それよりもAmazonで検索して「ほしいものリスト」に登録しておけば、後から気になった本をすぐに購入できるので便利である。

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本を読むことは必ず人生の糧になる

人間生きていれば悩みを抱えていくもので、自分だけの考えではとても対処しきれなくなる。
そんなとき、足りない知識や経験を、読書が補ってくれるのだ。

正直言って、私も人に読書を勧められるほど達者な読書家というわけではないが、それでも、まったく本を読まないというのは損だと思う。

だから、今まで本を読もうとも思わなかった人が、この記事を見て、試しに本を読んでみようという気になってくれれば幸いだ。

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