大人になってからの勉強は楽しい!独学勉強法について書かれた本

大人になってからの勉強方法 書籍

私は子供の頃「勉強」に対して、やらなきゃいけないこと、やらされること、という受け身のイメージを持っていた。

つまらなくてもやらなきゃいけない。興味がなくてやらなきゃないけない。
それが勉強だと考えていたのだ。

子供の頃に学校の勉強で挫折してしまうと、大人になってからも勉強に苦手意識を覚えたまま敬遠している人は多いのではないだろうか?

私も学校の勉強が苦手だったので、その気持ちはよく分かる。

そんな私が大人になってから、ふとしたきっかけで学ぶことに関心を持った。
(理由は大したことではなく、自分の小さな枠に嫌気がさしただけなのだが……)

さて、そこで問題となったのが、大人になってから勉強するにはどうすればいいのか?
ということである。

学生時代なら学校に通って授業を受ければよかっただけだが、大人になった今では誰に指図されることもなく自由なのだ。

つまり、学校のように「これをしなさい」という勉強のガイドラインがないせいで、何から手をつけていいのか分からなかったのである。

まず、学ぶ姿勢を学必要があったのだ。そして私のように、勉強してみようと思い立ったけれど、どうすればいいかわからん!という人に読んで欲しいのがこの本である。

主体的に学ぼうと思っても、どうやって勉強したらいいのか、よくわからない人も多いと思います。日本の学校では、実は、あまり学び方を教えてはくれないからです。本当は、中身だけではなく、勉強というのはどうやってするものなのか、という学び方をもっとマスターする必要があります。そうすれば、独学はずっと楽しく、ずっと実りあるものになるはずです。この本では、そんな学び方を、できるだけていねいに解説していきたいと思っています。

まず、この本の主題となっている”独学“とは、テストで点数を取るための勉強ではない。

考えてみれば、私たちの頭には「勉強=テストで点を取るための手段」という考えが染み付いている。
だから、テストがなければもう勉強をする理由が見つからなかったのだ。

この本には、そういった”正解を暗記する勉強“ではなく「自分で考えて答えを見つけるための勉強方法」が書かれている。

大人になってから独学で勉強する

自由にできるからこそ、独学では学ぶ姿勢が大切である。

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正解が用意されたコースしか選ばない人とは

いわば、学校や塾の勉強が路線バスに乗っていくようなものだとすれば、ゴールを探して一人で歩きまわるのが独学の勉強です。
路線バスは目的地が最初から決められています。だから、それに乗れば最終的にはそれなりのところに連れて行ってくれるというのが多くの人の考えです。

間違った道を進んで間違えたくない。目的地に最短のコースで到着したい。
だから、バスに乗って目的地を目指すのは手段として間違ってはいないだろう。

しかし、決められた道を進むことに慣れすぎるのも問題ではないだろうか?

よくある「これさえ見れば誰でも稼げる」というような情報商材に引っかかる人は、要するに自分で考えることを放棄して、「とりあえずバスに乗れば目的地まで行ける」と思い込んでしまっている。
そのバスは、本当に目的地まで連れて行ってくれるのだろうか?

人の考えた正解を知りたがる癖を直す

最近はインターネットで検索すれば多くの情報が閲覧できる。
わからないことがあっても、ちょっと調べれば誰かの用意した答えを見ることができる。

私もネットで頻繁に調べごとをするので、この方法を否定するつもりもない。

しかし、これって何も考えずに公式を使ってテストの点をとっているのと同じではないだろうか?

例えば、一部の人が成功者のメソッドに群がるのも、「公式を使って正解にたどり着く」という発想がそうさせているのだろう。

しかしこれでは、答えは分かっても、ものの考え方は身につかない。
誰かに教えてもらわないと、何が正しいのか判断できなくなっている。

勿論、公式を知ることで、回答までの時間を短縮できるし、失敗するリスクを回避することにも繋がる、知らないよりは知っているほうがいいのだろう。

しかし、人生における多くの問題には絶対に正しい回答など存在しない
「これさえ知っていれば絶対に成功する」ということも「これをやったら絶対に失敗する」ということもない。

その人の資質や環境によって、方法も正解も変化し続ける。
世の中の変化に対応するためにも、私たちは自分で考える力を養う必要があるのではないだろうか。

この本で語られる「独学」とは、自分の道を歩くための方法に他ならない。

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勉強は楽しんでいいものと教えてくれる本

この本を読むことの恩恵は”独学”の具体的な方法よりも、「勉強」に対する固定観念を取り払ってくれることだと私は思う。

勉強をする理由に「テスト」も「資格」も必要ないのだ。

学生の頃はテストで点数を取らないと進級できないせいで、カリキュラムに沿った勉強するしかなかったが、大人となった今なら自分の好きな勉強をしていい。

自分の「知りたい」「成長したい」という気持ちを満たしてくれるのが「勉強」であり、それは楽しいものなのだよ、とこの本は教えてくれる。

「大人になったけど今の自分を変えたい、でも何をすればいいのか分からない

そんなふうに悩んでいる人には、是非読んでもらいたい一冊である。

追記:通信制大学に入学したわけだが

この記事を投稿してから後のことになるが、紆余曲折あって通信生の大学に入学することとなった。

大学といっても通信なので、スクーリング以外は授業もないため、テキストや参考図書を読みながらの勉強だから独学のようなものである。

そんな通信生の今だけれど、この本に書かれていた内容は役に立っている。

同じように通信で勉強している人の多くは社会人のため、なかなか勉強の時間が取れないという人も多い。

だからレポートを書くのも効率重視で写せるところはどっかのサイトから…というやり方の人もいるわけだが、それは面白いのだろうか?

「資格のために単位さえ取れればいい、無駄な時間を使いたくない」という考えも分からなもなくない。実際、私も周りの人から「え?なんで今更勉強なんてしてるの?」と尋ねられることがある。

これは結局「学ぶ」ということを本人がどう捉えているかの違いなのだろう。

大人になってから勉強することに疑問を感じる人にとって勉強は「やらされるもの」なのである。

レポート作成でも、教科書の一部だけ読むか、関連書籍も読んでから書くかで、時間は掛るが得られる知識も大きく増える。

誰かに強要されてやってる訳ではないのだから、私はどうせなら効率よりも学ぶことを楽しみたいと考えて取り組んでいる。(おかげでレポートの提出が遅れることもあるが)

そう考えられるのも、この本を読んだおかげなのかもしれない。

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