やらされる仕事はつまらない!モチベーションが上がらない原因とは?

決定権のある仕事は楽しい 仕事の悩み

私は過去に、最初は楽しめていた仕事が途中から「つまらない」と感じるようになったことがある。
失敗したから仕事が嫌になったわけではなく、仕事の成果は出ているのに、モチベーションが低下してしまったのだ。
その理由を考えたとき、仕事の楽しさやモチベーションには、「自己裁量・決定権」の有無が大きく関わっているのだと気付いた。

スポンサーリンク

人は自分で決められない仕事に不満をもつ

まず私の経験を元に話しをしよう。

過去に私が在籍していた会社では、試みとして新しい職種の人員募集をしていた。
たまたま、私にはその仕事経験があり、募集要項にマッチしたので入社することになったのだ。

私が入社した当初、私と同じ職種の社員はいなかったし、配属も私の業務とは関係のない部署であった。
一応、上司は居たが、業務に関しては基本的に私に一任していた。
会社としても初の試みだったので、私をどう扱うべきかわからなかったのだ。

しかしこれは私にとって都合のよい展開といえた。
裏を返せば「自分の好きなようにやっていい」ということなのだ。
仕事のやり方やタスクを管理されることに安心感を覚える人もいれば、私のような個人主義者には、どうやるか、何をするかを「自分で決めることができる」のはとてもやりやすいのだ。

もちろん、全部自分でやらないといけないので、大変なこともある。
しかしそれ以上に「自分に決定権がある仕事」というのが楽しかったのだ。

珍しくいい調子で仕事が続いたので、「なかなか良い会社に入ったものだ」と自分でも満足していた。
次第に仕事も増えてきて、私ひとりでは補いきれなくなった頃、人員を増やしてチームを作ろうという話になった。

当初は私も乗り気でいた。
しかしチームメンバーが一人増え、二人増え、順調に進んでいたところで、大きな転機が訪れたのだ。

今まで、業務に関しては基本的に口出しはされなかったが、人員が増えたことで、本格的に新部署として運用をしていく方針になったのだ(それまでは、名目上の部署に配属されていた)。
私はその話を聞いたとき、若干嫌な予感がしたけれど「まあ、なんとかなるだろう」と楽観的に考えていたのだ。

しかし、結論から言えば、なんとかならなかった!
もう驚くぐらいダメになってしまった。

まず管理体制が見直された。
新たに直属の上司が配属され、今後の取り組みや目標を決めるミーティングがスケジュールに組み込まれ。
そして社内から選ばれた追加要員がチームに加わり、スキル向上の勉強会だとか、今まで各自の裁量で済ませていたこと「今まで自分で決めていたこと」に口出しされるようになり、私の中でモヤモヤとしたものが一気に増大していったのだ。

とはいっても、それが会社というものだ。
管理されるのは当たり前だし、いつまでも好き勝手できるわけはない。
“分別ある大人”な私は会社の方針をちゃんと理解するのである。

そして私はあっさりと会社を辞めることを決意した。
それはもう自分でも驚くぐらいあっさりである。

自分のやってきたことが認められ、給料も入社当初よりかなり増えていた。人間関係も悪くない。
他の会社に移っても、ここまで上手くいくことはそうそうないんじゃないかと思えるぐらいである。
それにも関わらず、辞める決断は一瞬であった。

それほどまでに私は管理されること、自分の決定権がなくなることに苛立ちを感じてしまったのだ。
人に言われた仕事を、人のやり方に従って実行することのなんとつまらないことだろう。
管理されることに安心を覚えるひともいるだろうが、私はそんな人とは対局に位置する人間なのである。

スポンサーリンク

自分で選択できることの重要性

「命令されるのは社会人なら当たりまえ」
おっしゃる通り、会社なら上司の命令に従うのは当然だろう。

会社から与えられた仕事なのだから、そこはまあいい。
しかし私はどうやるかまで決められたくなかったのだ。
自分でやり方を選びながら進めることに楽しさを感じる。
自分で選べないことに本能的に不快感を感じてしまう。

これが私の「会社勤めが長続きしない理由」の一つである。
(他にも理由はたくさんあるのだが……)

決められて育つことへの疑問

人は決められながら育つ。
親からは勉強しなさい、習い事をしないさい、いうことを聞きなさい。
学校では、この制服を着なさい、皆と同じようにしなさい。
その後も、よい大学に行きなさい、大企業に就職しなさい、たくさんお金を稼ぎなさい、結婚しなさい、子供を産みなさい。

最も重要な「当人の選択」が抜けているではないか。
自分で考え選んでこその人間である。
人のいうことを素直に聞くおりこうさんなら、その流れでうまくいくのかもしれないが、残念ながら私は利口ではないのだ。

自ら考え選択することこそ、人生において一番重要なことなのだ。

スポンサーリンク

面白さを決めるのは仕事内容だけではない

業務内容や職場の環境が仕事の楽しさに影響を与えているのは確かである。
しかし、面白さを決める要因はそれだけではない。

ベンチャー企業の社長がなぜ仕事を楽しめるのか?
それは自分に決定権があるからだ。
責任を負うプレッシャーよりも、会社が何をするか決められるから楽しいのだろう。
そりゃあそうだ、社員全員が自分の選択に従って動くのだから面白くないはずがない。

仕事を楽しみたければ社長になれと言っているわけではない。
「自分に決定権のある仕事」
これこそ、私たちが本質的に楽しめる仕事だということを知ってほしいのだ。

コメント